物性測定関係
熱物性測定
熱分析(DSC)
【測定原理】
基準物質と試料を同様な熱容量になるようそれぞれ秤取り、炉を一定速度で加熱昇温すると(Th)、炉内の試料と基準物質はそれぞれ同じ昇温速度で加熱されます(Ts,Tr)(図1)。
相変化などの状態変化または、化学変化等がない場合、基準物質の昇温速度Trと試料の昇温速度Tsの差δTs(または熱量の差dqs)は一定ですが、例えばここで温度t1において試料に相変化が生じるとします。すると、基準物質では昇温速度が一定のままですが,試料では相変化が完全に終わる(t2)まで、温度が上がらなくなります。
このように、両者間の温度差の変化で、相変化の開始・終了温度,また、ピーク面積より、相変化に要した熱量を求めることができます。

図1 DSC(示差走査熱量測定装置)の構成概要と原理図
【装置および装置の仕様】
- 測定装置:
- セイコー電子工業㈱製
- 測定温度範囲:
- -150℃~700℃
- 昇温速度:
- 0.01~100℃/min
- 測定レンジ:
- ±0.1~100mW
- 測定雰囲気:
- 大気中、Ar気流中
- 試料量:
- 約50mg
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物性評価
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